ES-ST8P T字カミソリ 使用レビュー

ES-ST8Pを選んだ理由

電気シェーバーを選ぶときに、迷ったのが「どのメーカーにするか？」と「そのメーカーのどのシェーバーにするか？」でした。
「どうせなら日本企業を応援したい」という気持ちがあったのでパナソニックにしました。パナソニックを選び、その後、「じゃあ、パナソニックのどれにするか？」というところですごく悩みました。

自動洗浄VS防水

最終的には、機能と価格を考慮して選びました。機能としてほしいと思ったのが、「自動洗浄」と「防水」。
自動洗浄がほしいと思ったのは、カミソリを使っていた時にアゴに膿がたまり化膿してしまったことです。原因はその時に使用していたT字カミソリの刃に雑菌が繁殖し、その刃でヒゲをそったことでした。顔が変形してしまうくらいにアゴがはれあがりかなりの痛みもありました。皮膚科に駆け込み膿を取ってもらい、以降、T字カミソリを洗浄して清潔にして使っていました。しかし、腫れは完全にはおさまらず。膿はたまりませんでしたが、定期的に臭くて透明の液体が傷跡から出るようになりました。
T字カミソリでもしっかりと清潔に手入れをおこなえば膿がたまるなんてことはありません。しかし、ズボラな性格のぼくなので、この「膿がたまった」という経験から、「洗浄機能」がほしいと思うようになったわけです。
そして、もうひとつほしいと思った機能が「防水」です。理由はお風呂でヒゲをそりたかったからです。年を重ねるごとにヒゲが固くなっていたのでカミソリで剃っていたときはすぐに刃がボロボロになります。切れなくなった刃で肌を傷つけてしまうこともあり、入浴時のやわらかくなったヒゲを剃りたかったわけです。なので防水機能はゼッタイほしいと思いました。

自動洗浄のシェーバーは値段が高いし場所もとる

両方の機能があるシェーバーにすればいいんじゃないかとも考えましたが、自動洗浄がついている電気シェーバーにはデメリットもありました。
自動洗浄機能のあるシェーバーが値段が高かったこと。だいたい3万円以上します。パナソニックで１万円台のシェーバーもあったので、それと比較検討することにしました。
一番ひっかかったのが、自動洗浄があるシェーバーは専用の土台に差し込み、充電と洗浄をしてくれるわけですが、この台が意外と場所をとります。せまいアパートで住んでいる自分なので、洗面所におけるスペースがなかったのです。

防水機能をとってES-ST８Pに

防水機能がある電気シェーバーの中には、５枚刃や３枚刃のものがあり、それも迷いましたが、１万円台で３枚刃のES-ST８Pを購入することに決めたわけです。
結果、買って後悔なかったです。３枚刃でも十分にヒゲを剃ることができましたし、肌を傷めることもありません。おまけにお風呂のシャワーや水道でじゃぶじゃぶ丸洗いできるので清潔を保てているようで、完全にはひかなかったアゴの腫れもすっかり治まりました。
あれだけ嫌いだった髭剃りですが、いまはお風呂で髭を剃るのが楽しみな毎日を送っています。